青年海外協力隊に受かる二つのポイント+面接の質問例

青年海外協力隊に受かる二つのポイント英語xキャリア

こんにちは!カナです。

 

青年海外協力隊になるためには英語話せないとだめなんでしょ?

という方が結構多いので、その誤解を解きます!

 

 

2020年の募集は春も秋も中止になってしまいましたが、

来年受ける方にも役立つ内容なので是非参考にしてくださいね♪

 

これを読むことによって、

受験に当たってのざっくりとしたスケジュール感をつかめます。
受けるための戦略を組むことができます。

 

青年海外協力隊に受かる二つのポイント

青年海外協力隊に受かるには

私は青年海外協力隊に受かるには二つの要素があると考えます。

 

一つ目は、

勝負する職種の倍率を下げること。

 

二つ目は、

心身鍛えること。

 

青年海外協力隊の倍率を下げる。

青年海外協力隊には約130種類の職種が存在します。

 

倍率が高いのは、

「コミュニティ開発」、「青少年活動」、「環境教育」、「各種教員免許系」あたりです。

 

 

(下記JICAのお知らせページにて1次合格者から倍率の正確な情報は得られます)https://newsreader.jica.go.jp/news/2018_aw_jv_toukei_181206.pdf

 

しかし、

倍率が高いから難しい、

倍率が低いから難しくないのか?

というとそうではないです。

 

 

なぜ上記職種にて倍率か高いかというと、

高い専門性がなくても受けられるからなんですね。

 

受ける段階での要件がほとんどなく、

入り口が広いから受ける人が多いだけなのです。

 

 

そしてほかの職種が倍率が低い理由は、

専門性への要求が厳しいからです。

 

 

もともとハードルが高いから

他の人が諦めるので単純に倍率が低いだけです。

 

つまり、

一番簡単に倍率を下げる方法は

自分の専門性を磨くこと。

そうすることで、

ライバルが勝手に諦めてくれます。

 

それでも倍率が高い職種を受ける場合、同期のなかでもこの倍率が高い職種で受かっている人はやはり専門性がある人が多かったです。たとえば、青少年で受けるけども医療系の資格を持っている人もしくはキャリアがある人。なので、やはり専門性を磨くことが大切です。

 

専門性が高いと1次試験(書類審査)は余裕で受かります。

 

なぜそう言えるかというと、

さきに添付したリンクの1次試験の合格者リストを見ると、

定員割れのところは基本的にほぼ全員が1次(書類)は受かっています。

 

 

倍率が高いところは

書類スクリーニングがあるようですが、

応募者数が少ない職種の応募書類は

正直あまり読んでいないのではないかと思います・・・。

 

 

時間と労力を考えると

定員オーバーしているところで

落とす人を見つける方がよいですしね・・・

 

 

つまり、

いかに専門性磨き倍率を低い職種を受けることが

受かる確率を上げる方であるかがわかります。

 

そのことにより最初にライバルを排除。

 

倍率をクリアして1次試験(書類)に受かると、2次試験は”ある条件”を満たせば余裕

1次試験に受かると、ある条件を満たせば余裕です。

 

その条件は、「メンタルが強く健康な人」です。

 

英語なんて一ミリもでてきません!同期で英語を話せる人は5%程度でした。

 

なぜ「メンタルが強く健康な人」が大切かというと、

派遣先の多くは「アフリカ」や「南米」などの過酷な地域だからです。

 

 

日本の大学生のボランティアが

東南アジアが多いので、

 

ボランティアといえば東南アジアのイメージが強いかと思いますが、

 

青年海外協力隊は

「アフリカ」や「南米」も含まれていて、

 

東南アジアよりも

衛生面・治安面で過酷なことが多いです。

 

 

私の父が定年後に

シニアボランティアとしていっているのですが、

 

同時期の青年海外協力隊で初めて海外に住む方や、

東南アジアを希望してたけど

南米になったという方がいて、

 

派遣された方でもメンタルや健康を害する人が多かったとのことです。

 

 

当然JICAはそういう人を何人も見ているので、

できるだけスキルがなかったとしても

メンタルが強く健康的な人を求めます。

 

 

特に健康診断は比較的シビアに結果がでるので、

対策は日々の暮らしです。

 

 

過去に2次も受かった友人が数年後に受け直し、

専門性もあり語学もできるので1次に受かりましたが、

2次試験において健康診断で引っかかって落ちてしまいました(健康面で自覚ありだった)

 

 

メンタルが強いかどうかは、

面接で冷静に受け答えをしてアピールできるかだと思います。

 

 

(参考)面接での質問例

私が受けたときは一般面接と専門面接がありました。

参考に質問例を下に書きます。

 

一般質問)

お金が足りないとき、プロジェクトを遂行するには周りの協力はどうしますか。
危険な国ですが、どうですか。
この後の進路はどう考えていますか。

専門質問)

合格が第一希望の要請でなかったらどうしますか?
受け入れ先は治安の悪さを理解してる人を望んでいますが、大丈夫ですか?
要請要件の経験年数足りないけど大丈夫ですか?

 

一般的面接は、

社会人経験があればそれと照らし合わせて解答すれば

ほとんど難しいものがありません。

 

職種によっては圧迫でもあったらしいです。おそらく先の述べたとおりメンタルチェックだと思います。

最後に

私の受験は約2年前なので勿論変わっている可能性はあります。

しかし、基本的戦略は変わらないと思います。

 

 

最後まで読み進められた方は、

あらためて

「英語が話せる必要がある」「英語力のチェック」なんて

一度もでてこなかったことにお気づきかと思います。

 

 

それは、派遣される国の現地の人が英語を話せるとは限らないからです。

 

むしろ現地語を新たに習得する柔軟性がある方が大切です。

 

 

ただ、やはり英語を話せる人の方が、

次の外国語の習得を苦労しないのは確かですし、

協力隊だけが人生のゴールではないとは思うので学んで損はないとは思います。

 

 

また、専門性を磨くことは

青年海外協力隊に受かる戦略にも良いし、

受け入れ国もあなたの専門に頼れるので良いことです。

 

 

受ける前にぜひ専門性を磨き、

相手国に国際協力ができる状態とはなにかを考えてみてください♪

語学なしでコミュニケーションもとれなくて専門性もないと、受け入れる相手国も困ってしまいますしね・・・。)

 

 

もちろん専門性を磨いた上で専門性を押しつけない、

より俯瞰的にみて活動する柔軟性も大切です。

 

 

「子供と遊んであの笑顔に癒やされたい」

という自分の希望を言っている段階であったり、

 

「日本から行けば何でも国際協力になる」

と思っている段階であるならば、

 

 

少し厳しいですが、

”お金を払って”ボランティアツアーに参加したほうがいいのではないかと、

個人的には思います。

 

 

 

みなさんの今後のキャリアに参考になればと思います。

応援しております。

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました