みなさん、こんにちは!カナです。
今日は、管理会計士のお仕事を紹介します!
日本における管理会計士
先日、この記事(LESSONS FROM CFO TEAMS IN JAPAN )を読みました。
タイトルを読む限り、日本をたたえてくれる記事なのかな?
と思い読み進めると、どちらかというと反面教師としての日本の事例紹介でした笑
概要としては、
『会計に素養のある人が予算や戦略に関わっていない日本企業では業績が上がることが珍しくむしろ下がってる企業も多い。
その反対の企業は業績が上がっていることが見られる』とのこと。(下図:引用)
改めて、
日本企業では「管理会計の専門家」という職種は、
まだまだ珍しいんだなと思いました。
経営企画と経理
日本では経営企画という部署をよく聞きます。
その経営企画部と会計を一緒に合わせた業務が管理会計の領域になります。
下の図はCFOの役割ですが、管理会計士も同じです。
管理会計の役割・業務
私の担当業務の一部を紹介します!
JDの例
- Support the Annual Global Budget and Mid-Term Plan financial target setting
- Contribute to budget and forecasting processes and help business for his/her scope of activitiesto provide timely & accurate data
- Analyse and track financial statements and measurement of responsible area under budget.
- Budget control – support the business function to control their budget
- Generate analytics for quarter end flash results, related highlights, Board of Directors reports, and executive management reports
- Produce metrics to senior management highlighting key issues and remediation status and maintain and enhance related operational and analytical procedures
- Provide Ad Hoc support and solutions to meet local business decision making, planning and reporting requirements.
ひとことでいえば、
意思決定者(多くの場合CEOやCFO)が、
迅速に適切な経営判断をできるように、
遅滞なく適切な情報を提供する
これが仕事です。
ちなみに、企業、とくに外資系の求人で「FP&A」を探せばすぐでてくるので、参考にしてください♪
管理会計士になるには?
前述の通り、
アメリカやヨーロッパなどでは会計の素養を持った人が
予算編成や戦略に携わるため、
一般的には外資系のFP&A の部署のポジションに
配属されることが一般的です。
日本では経営企画に所属しながら個人的に会計の勉強することが、
経験と知識を蓄えられるのかなと思います。
独占業務のある資格はないため、
なにか資格を持ってる必要はありません。
ただ、外資系では有資格者を優遇する傾向があるので、
持っていて損はないですし、
外資系で未経験でFP&Aに採用されることはないので、
なにか簿記でも会計の資格をもって外資系経理部にはいり、
異動を狙って管理会計の経験をつむことが一番の近道ではないのかなと思います。
下の記事も参考にしてください♪
私が管理会計が好きな理由
私は管理会計の業務にパッションがあります♪
制度会計より圧倒的に楽しい。
制度会計は、日本の会社でいう「経理」であり、
作業的な側面が多いんですが、
管理会計って、
「どう分析して、どう見せるか?」を考えなから、
意思決定者のために、会社のために、
「会計」という数字の根拠を持って、
資料を準備するんです。
感覚を数値化する、
感覚を見える化する。
そんな感じ。
だから好き!
すこしでも多くの人に管理会計に興味が持っていただけたらうれしいな♪と思います。
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